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任意売却の時にオール電化の返済が残っている場合はどうするの?

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最近では後付けで太陽光システムでオール電化にしている家を売却するというケースが増えてきました。
このようなケースでは工事費を信販会社のクレジットで分割払いにしているご家庭が多いです。
施工会社がそうすることで余った電力を売って電気代を節約できた分と毎月のクレジット払いが釣り合うような形で負担なく太陽光システムのオール電化にできるという触れ込みでセールスしていることが多いからです。

家を任意売却してもオール電化の債務の扱いは別

基本的にこういったクレジット払いの設備は車のクレジット払いと同じで取り外すことができるものであれば返済が滞った場合は設備を回収することになっています。
住宅ローンが払えなくなって任意売却をする場合にオール電化になっていてまだクレジットの支払いが残っている場合は注意が必要です。

住宅ローンが払えていなくてもオール電化システムのクレジット払いは売電のお金で自動引き落としとなっているため滞納になっていないことが多いです。
そして家の住宅ローンだけが期限の利益を喪失してオール電化システムのクレジット払いは正常に払われている状態になるのです。

そして家を任意売却して買主が見つかって売買契約を行い最終の決済の時に問題が噴出することになるのです。家を任意売却で売却しますのでオール電化システムの電力会社との契約者名義は家の買主に引き継がれます。しかしオール電化システムのクレジット払いは引継ぎされずに旧所有者の個人に紐づいている形になります。もし任意売却の際にオール電化システムのクレジット払いの残高が清算されていなければ債務は残ることになるのです。これは家の売買というか名義変更の登記には影響しないため見過ごされがちになります。
つまり旧所有者は家を売却して引っ越したとしてもオール電化システムの債務は継続してしはらわなければなりません。

ここで問題になるのがもし旧所有者がオール電化システムのクレジット払いをその後返済しなくなってしまった場合に、家につけられている太陽光システムやオール電化システムは信販会社によって引き上げられてしまうのかという問題です。

買主としてはいくら任意売却で買ったからといっても生活が始まってから突然太陽光システム一式を引き揚げられてしまってはたまったものではありません。屋根の太陽光パネルや室外のオール電化システムを持っていかれるだけでなくキッチンのIHコンロなども一式の場合が多いのでシステムキッチンにぽっかり穴があくことになってしまうのです。

なのでこの確認を任意売却の際にはきちんと任意売却の依頼を受けている不動産会社が行わなければいけないのです。
そうしないと何年かして非常に大きなトラブルが起こることになります。旧所有yさは住宅ローンが払えなくなって家を任意売却で手離しているため、クレジット払いの残っている分も払えなくなる可能性が高いからです。

任意売却後のオール電化のトラブルを避けるためには

このトラブルを未然に防ぐためには任意売却業者としてはまずは任意売却に着手してすぐに信販会社にクレジット払いのことで確認をしなければいけません。
家の名義が変わって新しい所有者が引き継ぎますがもし旧所有者が債務不履行をした場合にどうなるかということを確認するのです。

すると下記の2通りに分かれます。

①債務不履行になればシステムを引き揚げて回収します

⇒この場合はそのまま任意売却するのは非常に危険になります。太陽光システムを突然に引き揚げられてしまったら新所有者が大変な目にあってしまうからです。信販会社が引き揚げるという回答の場合は必ず任意売却の手続きの中でこのクレジット払いの債務を清算するように持っていく必要があります。それは決済直前になってできることではなく事前に債務の残高を把握して緻密に任意売却を進めなければいけません。経験したことのない任意売却業者では難しいかもしれません。というか経験していなければそのままスルーして決済してしまっている可能性すらあるのです。

またこの場合でも旧所有者が弁護士に受任してもらっていて自己破産申請の予定だと弁護士から通知を受けて信販会社がクレジットの債務を放棄した場合がありました。

②債務不履行になってもシステムの引き揚げは行いません

⇒この場合は一安心です。もし旧所有者が任意売却後にこのクレジット払いを滞納したとしても督促が旧所有者に行くだけで新所有者には何も影響しません。太陽光システムとオール電化システム一式も信販会社によって引き揚げられることもないため安心です。できればこのほうが任意売却も進めやすいですしこちらとしても安心です。

必ず確認を忘れずに

いかがでしょうか?
信販会社のクレジット払いで住居の設備を増やしている場合は任意売却をする際にきちんと調べておかないとあとで大変になります。
ただし同じようにカーポートや外構のグレードアップ工事をクレジット払いしていたようなケースがあったのですが信販会社に確認すると任意売却後に旧所有者がその支払いを滞納したとしてもカーポートを持っていったり外構の塀を引き揚げることはないとのことでした。
これらの傾向から家の設備関係である程度高価なもので取り外しが簡単なものをクレジット払いしている場合は要注意だといえるかもしれませんね。

住宅ローンやオール電化などの返済が大変で払えないという方はぜひ経験豊富な当社にお早めにご相談ください。
私たちはご相談者様にとって一番良い形でも問題解決方法をご相談者様と一緒に一生懸命に考えます。

任意売却とは?

このブログを書いた人
細貝相談員
細貝相談員
任意売却相談員
細貝 和弘(ほそがい かずひろ)
大手不動産仲介会社の法人営業部の責任者として任意売却部門を立ち上げ、銀行や信用保証会社、債権回収会社および破産管財人弁護士の任意売却サポート、そして住宅ローンの返済に困窮した方々の300件以上の任意売却コンサルティングを行ってきた任意売却の専門家。
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