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売りたくても売れなかったゴミ屋敷の全貌

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気付いたときには後の祭り
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気付いたときには後の祭り

今回は、自宅マンションをゴミ屋敷にしてしまっていて、売却してしまいたかったが「どうしよう…」と、うだうだ悩んでいるうちに住宅ローンを滞納してしまい、競売にまでなってしまったご相談者様のお話です。

ご説明します


監修・このブログを書いた人
細貝相談員
細貝相談員
細貝 和弘(ほそがい かずひろ)
宅地建物取引士
公認不動産コンサルティングマスター
2級フィナンシャルプランニング技能士
賃貸不動産経営管理士
相続診断士

大手不動産仲介会社の法人営業部の責任者として任意売却部門を立ち上げ、銀行や信用保証会社、債権回収会社および破産管財人弁護士の任意売却サポート、そして住宅ローンの返済に困窮した方々のお悩み300件以上を任意売却コンサルティングしてきた、いわば任意売却の専門家です。

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売りたいけど…ゴミ屋敷

最初にお電話でお問い合わせ頂いた時に、ものすごく低いトーンでものすごく困っている様子でした。住宅ローンを滞納してしまっているとのことで、今後どうすればいいのかというご相談でした。

まずは、任意売却するしないは別にして、不動産のご売却の際は、物件を見ないことには始まりませんので、ご自宅マンションでのお打ち合わせをご提案しましたが、散らかっているので頑なに外で会いたいと。

そして、後日まずは外でお会いして、任意売却で自宅マンションを売却することでのご依頼を頂き、今後の方針が決まりました。

債権者の金融機関と任意売却する方向で調整するためには、必ず自宅マンションを査定しなければいけないので、後日の日程を決めて、そこでマンションを査定することにしました。それまでにマンションも少し片づけておきますと。

この時点で当方としては家の中の状態は相当悪いんだろうなというい察しは長年の経験からついていましたのです。

その後マンションの査定にお伺いする当日になって、「やはり今日は都合が悪いので後日にしてくれ」と連絡がありました。

そして、後日の日程を決めるのですが、またその当日になって同じことの繰り返しが何度もありました。

そうこうしているうちに、自宅マンションは、債権者の金融機関から差し押さえられて、売申立てをされてしまいました。何度も何度もこちらからは連絡して、「早くしないと競売になってしまいますので査定できる都合をつけて下さい」とお願いしていたのにもかかわらず、最悪の展開になってしまいました。

そして、それからしばらくは連絡を絶ってしまったのです。マンションに伺っても応答なし。電話ももちろん出ません。郵便でお手紙を送っても反応はありませんでした。それで安否確認の意味もこめて配達証明の書留でお手紙を送ってみました。そうしたら受け取りはしたということがわかり再度電話したところやっとつながったのです。

それでやっと観念したのか『実は家がゴミ屋敷なんです・・・』と白状されました。『自分でなんとか片付けてから連絡しようとおもっていたのですが、精神疾患が悪化して動けなくなって・・・』とのことでした。ご相談者様ご本人にとっては大変なことだと思い込まれていたようですが、私どもにとっては大したことではありません。程度の差はあれどどこの家にも残置物は大なり小なりあることです。そんなことぐらい早く言ってくれたらよかったのにというのがホンネのところでした。

思い悩み続けたゴミ屋敷の全貌

状況はこんな感じでした。

【洋室】


【リビングダイニング】


【浴室】


この時点で競売の入札期限まであと1ヵ月を切っていました。マンションを査定して債権者と売出価格を調整して、それから販売して契約して決済するには時間が足りません。当然引越しの段取りもついていません。
なので当社が任意売却で買い取るという方針を立てて競売の入札期日から日程を逆算して一気に進めていったのです。

ぐにご自宅に伺って、査定するのと同時にリフォーム業者と残置物撤去業者を一緒に連れていきました。マンション室内の写真を撮り、債権者には査定書を提出し当社で買い取りが可能な売買価格を粘り強く交渉しました。債権者には、リフォームと残置物撤去の見積もりもあわせて提示し、室内状況がひどいので、その分を任意売却の価格からさらに差し引かなければいけない…とエビデンスを立てて辛抱強く調整していったのです。そして、結果的には当社で買い取れる売買価格で任意売却の承諾を債権者から頂いたのでした。

そして、競売期日の2週間前になんとか任意売却の売買契約をし、競売期日の2日前に無事に決済、任意売却で競売を回避できました。

ご相談者様の引っ越しは、おそらく間に合わないだろうと当初から予測していましたので、決済後に2週間の引渡し猶予をつけてあげて、ある程度ゆとりを持って引越し先を決めて引越しができるように配慮しました。

最後に引渡し猶予の最終引渡し日に、マンション前でご相談者様から鍵を受け取る際にご相談者様は泣いておられました。

競売までの時間があまり残されておらず、室内もゴミ屋敷でやることがいっぱいで、こちらは大変だったのですが、ご相談者様にはとても喜んで頂き、感謝頂けて仕事冥利に尽きる任意売却でした。

家がゴミ屋敷でも無理して全部自分で片付ける必要はありません。ご相談者様が費用を負担する必要もありません。

今回のケースでも引越し先を決めて必要なものだけを持っていってもらいました。残りは全部こちらで処分しますのでお気になさらずに大丈夫ですと。

そうすることでゴミ屋敷の残置物の処分費用もご相談者様が負担しなくて済むのです。そして、当社で買い取る形で任意売却でき、それにより引越し代も捻出できましたので、ご相談者様はお金に困っていましたが、無理なく引越せたのです。

その後のゴミ屋敷

後日談ですが下記は残置物撤去してリフォームした後の様子です。

【洋室】


【リビングダイニング】


【浴室】


もし、あなたの家が残置物でいっぱいのゴミ屋敷だったとしても、きちんと私どもに丸投げして頂ければ大丈夫ですからね。
どのような状況でもきちんと任意売却できますのでお気になさらずにまずはご相談くださいね。

時間的にはもう少し余裕があったほうがありがたかったのが本音のところです。けっこう疲れました・・・。

ゴミ屋敷の売却でお悩みの方はぜひ経験豊富な当社にご相談ください。私たちはご相談者様にとって一番よい形での問題解決方法をご相談者様と一緒に一生懸命に考えます。

 

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