住宅ローン滞納2回目(2ヶ月)の危険度とブラックリスト回避の対処法
任意売却 / 滞納
「先月に続き、今月も住宅ローンの引き落としができなかった…」
「銀行から『2回目の督促』というハガキが届いてしまった」
この記事に辿り着いたあなたは、これまでの生活とは違う「重いプレッシャー」を感じ始めているのではないでしょうか。
結論から申し上げます。住宅ローン滞納2回目(2ヶ月)は、「金融事故(ブラックリスト)」になるかならないかの瀬戸際であり、同時に「自宅を守れるかどうかの分岐点」でもあります。
株式会社エイミックスの専門家監修のもと、滞納2回目で具体的に何が起きるのか、そして今すぐ取るべき行動を解説します。

監修
細貝 和弘(ほそがい かずひろ)
宅地建物取引士/公認不動産コンサルティングマスター/
2級ファイナンシャルプランニング技能士/賃貸不動産経営管理士/相続診断士
滞納初期段階からの相談解決実績多数。「まだ大丈夫」と思っている段階での早期相談が、最も多くの選択肢を残せることを提唱しています。
現在のあなたの危険度レベル
滞納1ヶ月
(初期)
★現在地
(要注意)
滞納6ヶ月
(競売)
警告:個人信用情報(ブラックリスト)登録の直前です。
滞納2回目(2ヶ月)で起こる「3つの重大な変化」
1回目の滞納は「うっかり忘れ」として処理されることもありますが、2回連続となると金融機関の対応は事務的なものから「回収モード」へと変化します。
1. 督促状の内容が厳しくなる
1ヶ月目の「入金のお願い」といった柔らかい文面から、「督促状」「来店依頼」といった強い言葉に変わります。電話の頻度も増え、職場への連絡や自宅訪問が検討され始めるのもこの時期です。
※ただし、勤務先への無断連絡や深夜・早朝の訪問など過度な取立ては貸金業法等で禁止されている行為です。勤務先へ連絡が行くのは、本人と連絡が全く取れない等の例外的な場合に限られます。
2. 個人信用情報への登録(いわゆるブラックリスト)
個人信用情報機関(CICやJICCなど)では、「約定返済日(期日)から61日以上、または3ヶ月以上の延滞」をすると、「異動」情報、いわゆる金融事故(ブラックリスト)として登録されます。
2回目の滞納をしている現在、あなたはこの「異動」登録のまさに一歩手前にいます。多くの住宅ローン契約では、この2回目の滞納が解消されないまま3回目の支払い期日を過ぎると、上記の基準を満たして登録されてしまう可能性が極めて高くなります。
この情報が登録されると、今後数年間、新たなクレジットカード作成やローンの借入ができなくなります。
3. 優遇金利の適用除外(金利が上がる)
契約内容によっては、滞納が続くと「優遇金利(キャンペーン金利など)」が解除され、店頭金利(高い金利)に戻される可能性があります。これにより、月々の返済額が跳ね上がり、さらに返済が苦しくなる悪循環に陥ります。
【フローチャート】滞納2回目の人が今やるべきこと
まだ「競売」までは時間がありますが、放置すればあっという間に手遅れになります。以下のステップで動いてください。
- ステップ1:銀行からの電話に出る・折り返す
「払えないから怖い」と無視するのが最悪手です。「返済の意思はあるが、今月は難しい」と相談することで、一時的な猶予をもらえる可能性があります。 - ステップ2:家計の収支を書き出す
「来月なら払えるのか」「今後も払えないのか」を冷静に見極めます。一時的な怪我や病気が原因なら、銀行へのリスケジュール(返済条件変更)相談が有効です。 - ステップ3:専門家の「無料査定・相談」を受ける
もし「来月も払えそうにない」と感じるなら、任意売却の検討を始めてください。まだ滞納2ヶ月であれば、有利な条件で自宅を売却し、残債を整理できる可能性が非常に高いです。
プロからのアドバイス
滞納2ヶ月目のお客様は、「なんとか頑張れば返せるかも」と無理をして、カードローンなどで借金を重ねて返済に充ててしまうケースが多いです。
これは絶対にやめてください。
借金で住宅ローンを返しても、問題の先送りにしかならず、最終的な債務額が増えるだけです。そうなる前に、一度私たちにご相談ください。
よくある質問(滞納2ヶ月編)
- 2回滞納してしまいましたが、すぐにお金を払えばブラックリストに載りませんか?
- 金融機関や個別の契約によりますが、2ヶ月目の支払い期日を過ぎてすぐであれば、まだ「異動(ブラック)」情報は登録されていない可能性があります。一日でも早く入金するか、金融機関へ連絡してください。
- 競売になるまで、あとどれくらい時間がありますか?
- 通常、滞納から6ヶ月〜8ヶ月で競売開始決定通知が届きます。つまり、あと4ヶ月〜半年程度の猶予があります。しかし、「任意売却」を有利に進めるための準備期間と考えると、時間は決して多くありません。
この記事のまとめ:2回目は「イエローカード」です
住宅ローン滞納2回目は、まだ取り返しがつきます。しかし、ここを放置して3回、4回と進んでしまうと、一気に「レッドカード(競売・退去)」へのカウントダウンが早まります。
「来月も厳しそう」と少しでも思うなら、これ以上傷が広がる前にエイミックスへご相談ください。秘密厳守で、あなたの状況に合わせた解決策(リスケジュールや任意売却など)をご提案します。
「まだ2回だから」と油断せず、今すぐご相談を。
督促の電話対応が怖い場合、私たちが間に入ることも可能です。
手遅れになる前に、専門家の知恵を使って生活を守りましょう。
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