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派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなったら。収入が突然なくなった時の対処法

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派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなった夫婦
収入が突然なくなっても、早めに動けば選択肢は残っています

「派遣の契約が突然打ち切られて、住宅ローンが払えなくなりそうだ」
「雇い止めにあって収入が激減した。銀行に相談して良いのかわからない」
「妻(夫)の収入を合算してローンを組んだが、片方が仕事を失った」

派遣切り・雇い止めは、正社員のリストラと違い予告なく突然起きることがあります。住宅ローンを夫婦の収入合算で組んでいた場合、片方の収入が消えた瞬間に返済が一気に苦しくなります。
この記事では、任意売却専門23年のエイミックスが、派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなった場合の対処法を、実務の観点から解説します。

任意売却とは?

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1. 派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなるまでの流れ

派遣切り・雇い止めは突然起きます。エイミックスへのご相談の中から、典型的なケースをご紹介します。

📋 相談事例:夫婦収入合算で新築を購入した50代のご夫婦

ご主人(小売業・正社員)の年収450万円と、奥様(派遣社員)の年収250万円を合算して4,500万円の新築住宅を購入。毎月の住宅ローン返済は12.7万円で、夫婦の世帯月収50万円(手取り40万円超)あれば十分払っていける状況でした。

ところが、経済環境の悪化により奥様の派遣契約が突然打ち切りに。月収20万円を丸々失い、残業手当も減っていたご主人の収入だけでは毎月の返済が立ち行かなくなりました。

「まだ銀行に相談していない」という段階でご相談をいただき、銀行への相談と返済猶予交渉へと進みました。

このケースのように、派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなるパターンには共通した構造があります。

派遣切り後に住宅ローン困窮に至るまでの典型的な流れ

段階内容
派遣切り・雇い止め契約満了・会社都合で突然収入が途絶える。予告期間が短いケースも多い
貯金の切り崩し失業給付を受けながら貯金で当面をしのぐ。この期間に新しい仕事が見つかれば解決するが、見つからない場合は貯金が底をつく
住宅ローンの滞納開始貯金が尽き、ローンの引き落としができなくなる。この段階でも早めに動けば選択肢は残っている
督促・競売リスク滞納が3〜6ヶ月続くと期限の利益喪失・競売申立てのリスクが高まる

2. 収入がなくなったらまず取るべき3つの行動

派遣切り・雇い止めにあったとき、住宅ローンの滞納が始まる前に動くことが最も重要です。滞納前の段階が、最も多くの選択肢を残せる時期です。

行動1

金融機関に早めに相談する(リスケジュール)
「払えなくなってから連絡する」より「払えなくなりそうな段階で相談する」方が、金融機関も柔軟に対応しやすい傾向があります。返済条件の変更(リスケジュール)として、毎月の返済額を一時的に減らしたり、元金の返済を猶予してもらうことを交渉できます。派遣切り・雇い止めは会社都合の収入喪失であるため、金融機関が返済猶予に応じるケースがあります。

行動2

公的支援制度を確認する
失業給付(雇用保険)は受給済みでも、それ以外にも活用できる制度がある場合があります。住居確保給付金(離職・廃業等により住居を失うおそれがある方への家賃相当の給付)や、生活福祉資金貸付制度などが該当する場合があります。お住まいの市区町村の窓口や、社会福祉協議会にご相談ください。

行動3

物件の現在の市場価格を把握する
収入が回復しない場合に備えて、物件が現在いくらで売れるかを把握しておくことが重要です。売却価格がローン残債を上回っている(アンダーローン)場合は通常売却で完済できます。下回っている(オーバーローン)場合は任意売却という選択肢があります。AI査定(ハウマッチ)でまず目安を確認してみてください。

「銀行への相談、何を話せばいいかわからない」という方へ

エイミックスでは、銀行交渉の前段階からご相談をお受けしています。状況を整理した上で、最善の対応策を一緒に考えます。

3. それでも払えない場合の選択肢

リスケジュールを受けても収入が回復せず、返済の見通しが立たない場合、次の選択肢を検討することになります。

払えない状況が続いた場合の選択肢

選択肢内容向いている状況
通常売却売却価格でローンを完済する。アンダーローン(売却価格>残債)の場合に可能物件の市場価格がローン残債を上回っている場合
任意売却オーバーローンでも債権者の同意を得て売却。残債は月1万円程度からの分割返済に切り替えられるケースが多い物件の市場価格がローン残債を下回っている場合・滞納が始まっている場合
リースバック売却後も賃貸として住み続ける方法。任意売却と組み合わせることで、オーバーローンでも住み続けられる場合がある引っ越しが難しい事情がある場合(子供の学区・介護等)

派遣切り・雇い止めの場合に任意売却が選択肢になるケース

派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなる方の多くは、夫婦収入合算でオーバーローン状態になっているケースがあります。この場合、通常売却ではローンを完済できないため、任意売却が現実的な出口になります。

任意売却後の残債は、月々1万円程度からの分割返済になるケースが多く、派遣切り・雇い止めで収入が減った状況でも返済を続けやすい金額に設定できます。

4. 夫婦収入合算ローンの特有リスク

派遣切り・雇い止めで住宅ローンが払えなくなる方の多くが、夫婦収入合算でローンを組んでいます。このローンには特有のリスクがあります。

片方の収入が消えると一気に苦しくなる

夫婦収入合算で組んだローンは、2人の収入を前提に返済計画が設計されています。そのため、片方が派遣切り・雇い止め・育休・病気などで収入を失うと、残った1人の収入だけでは返済が困難になります。特に派遣社員は雇用の安定性が正社員より低く、景気悪化・会社都合による突然の契約打ち切りが起きやすい傾向があります。

収入合算でオーバーローンになりやすい

夫婦の収入を合算することで、単独では届かなかった価格帯の物件を購入できます。しかしその分、ローン残債が物件の市場価格を上回る(オーバーローン)状態になりやすく、片方の収入が消えて売却を検討した際に通常売却ではローンを完済できないケースが増えます。

💡 夫婦収入合算でローンを組んでいる方へのアドバイス

  • 片方の収入だけで返済できるかを今一度確認しておく
  • 数ヶ月分の返済額に相当する緊急予備資金を確保しておく
  • 派遣・契約社員の方は雇用保険の加入状況を確認しておく
  • 物件の現在の市場価格とローン残債の差(アンダーローン/オーバーローン)を把握しておく

5. よくある質問(FAQ)

Q. 派遣切りにあいました。まだ滞納はしていませんが相談できますか?
はい、滞納前の段階でのご相談が最も選択肢が広がります。金融機関へのリスケジュール相談・物件の市場価格の把握・今後の対応策の整理など、早めに動き始めることで取れる手段が増えます。派遣切り・雇い止めは会社都合の収入喪失のため、金融機関が返済猶予に応じるケースがあります。
Q. 妻(夫)の収入を合算してローンを組みましたが、妻(夫)が雇い止めにあいました。どうすれば良いですか?
まず金融機関に現状を正直に伝え、返済条件の変更(リスケジュール)を相談してください。その上で、物件の現在の市場価格とローン残債の差を確認することが重要です。オーバーローンの場合でも、任意売却という選択肢があります。まずは現状の整理からエイミックスにご相談ください。
Q. 派遣切りで収入がなくなりました。住宅ローンを滞納するとどうなりますか?
滞納が始まると、金融機関から督促の連絡が届きます。滞納が3〜6ヶ月続くと「期限の利益の喪失」となり、残債の一括返済を求められます。その後、競売申立てのリスクが高まります。滞納が始まった段階でも、早めに専門家に相談することで任意売却など選択肢が残っている場合があります。
Q. 任意売却後の残債はどうなりますか?派遣切りで収入が少ない状態でも返済できますか?
任意売却後の残債は、債権者との協議で生活実態に応じた分割返済額に設定されます。収入が少ない状況では月々1万円程度の返済になるケースも実務上あります。派遣切り・雇い止め後の収入状況を正直に債権者に伝えることが重要です。

6. まとめ

派遣切り・雇い止めで住宅ローンが不安な方へ

滞納前の相談が選択肢を最も多く残します。任意売却専門23年目・ご相談実績6,000件超の実績で状況に応じた出口をご提案します。

細貝和弘

この記事の監修・相談回答

細貝 和弘(ほそがい かずひろ)

宅地建物取引士 / 公認不動産コンサルティングマスター / 2級FP技能士

「派遣の契約が打ち切られて、住宅ローンをどうすればいいかわからない」というご相談は、実務上よくあります。特に夫婦の収入を合算してローンを組んでいた場合、片方の収入が突然なくなると一気に苦しくなります。滞納前の段階でご相談いただければ、銀行への交渉から任意売却まで、状況に応じた最善の対応策をご提案できます。


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