自身も奥様も病気で転居も困難。任意売却とリースバックで解決

奥様と年金受給で生活されている吉川様(仮名)、ご本人も持病がある中奥様が痴呆症に。仕事もできず、生活と返済のための借入を繰り返すうちに年金では返済ができなくなり…
任意売却相談者 大阪府堺市 吉川様(仮名)の解決事例 |
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年齢 65歳 職業 年金受給 家族 妻・子供 住所 大阪府堺市 残債 1,500万円 売却価格 1,000万円 |
相談内容
ご相談者の吉川様は当時、奥様と2人で年金生活の中、奥様が痴呆症を発病し、ご本人も糖尿病からの透析を続ける必要があり、仕事も思うように出来ず、生活をしていく為にキャシングなどの借り入れを繰り返すうちに、住宅ローン、キャッシング、税金、病院代と夫婦2人で年金の15万円の収入では払えなくなりご相談に至りました。
債務者はご主人様、債権者は住宅金融支援機構で、面談時には滞納が5回以上になっており、すでに期限の利益を喪失している状態でした。
解決方法
ご本人、奥様、息子様に任意売却のご説明をするものの、奥様の症状が重く、要介護が必要な状態でした。ご本人様も週3回の人工透析があり、自宅には猫が5匹飼糞尿の臭いが酷く、販売に向けて部屋の片付けをしてもらうことと、任意売却をしてからの支払いも困難と思われる為、不動産の売却後、生活保護、自己破産のご提案も説明いたしました。
結果
任意売却と並行して破産と生活保護の手続きも行い、販売活動に入りました。奥様は施設に入ることになり、5匹いた猫も里親探しをしてもらい、1匹に減りましたが、室内の状態が悪く販売は難航いたしました。
販売5ヶ月目にして、個人投資家の購入者が見つかりましたが、ご主人の透析を行なう病院への通院範囲での賃貸探しという条件、賃貸物件の借入れに必要な諸費用などを捻出する貯蓄が無い状態で、考慮してリースバックの提案をしたところ、買主側もリフォームする代金の節約にもなり、債務者としてもも、出費せずに以前と変わらない生活が出来ることから成就いたしました。
- 期限の利益をすでに喪失
- 不動産の売却後、生活保護、自己破産の提案
- 通院の関係と賃貸の費用考えリースバックを提案
- 投資家とも利害一致しリースバック成立
今回の家賃はいくら?
リースバックでの家賃設定は、だいたい売却価格の6~13%が年間の賃料として設定されます。
今回の家賃設定は6%で、1,000万円での売却が決まりました。
したがって、1000×6%を12ヶ月で割り、5万円の設定になります。
リースバックでのポイントは、この家賃設定で支払が続けられるかが重要です。
※賃料設定は物件の地域(都市部なのか)などで変わります。
家賃設定 6%
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売却価格 1,000万円 |
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1,000万円 X 6% = 60万円 60万円 ÷ 12ヶ月 = 5万円 |
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