仕事できず妻の収入頼っていたら突然離婚。破綻の危機に任意売却

45歳で中古マンションを購入した佐野様(仮名)56歳で足を悪くし仕事ができなくなる。妻の収入をあてにしていたら突然離婚を突きつけられ…
任意売却相談者 東京都足立区 佐野様(仮名)の解決事例 |
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年齢 63歳 職業 無職 家族 離婚後単身 住所 東京都足立区 残債 980万円 売却価格 930万円 交渉債権者 信用金庫 |
相談内容
45歳の時に購入した中古マンション。無理なく払っていけると思いましたが、56歳の時に自営業の建築業が足を悪くして仕事ができなくなりました。
妻は仕事をしていたので、妻の収入を頼りしていましたが、若いときに散々苦労をかけてきたツケが回ってきたのか、妻に突然離婚を突きつけられました。
もう何を言ってもだめで仕方なく離婚をすることを承諾。それから一人暮らしを続けていますが、収入も年金も無く、生活することすら困難な状況です。
住宅ローンはもうしばらく払っておらず、裁判所から競売開始決定通知が来ました。もうどうにでもなれといった感じですが、知人から貝阿彌さんの本「住宅ローン破綻は任意売却で解決できる」をすすめられ、読んでこんな方法があるんだと思い、連絡しました。
生活すらできない状況を回避したいですが、持ち家があると生活保護も受けられません。このまま競売を待つしかないのでしょうか?
解決方法
まずは、佐野様の生活状況がもう交通費すら無いという状況でしたので、すぐに区役所の生活保護課に相談に行くように勧めました。持ち家があっても状況によっては売却までの間生活保護費が出るケースがあります。
そして、競売開始決定から1ヶ月強が経っていたので任意売却までの残りの時間は約4ヶ月間でした。
佐野様の生活を立て直すこと、任意売却をして無理なく生活できる賃貸物件の斡旋までお手伝いすることで合意しました。
結果
佐野様はすぐに区役所の生活保護課に行きましたが、うまくお話をすることができずに門前払い状態で戻ってきてしまったことのことでした。そのため、佐野様と一緒に区役所の生活保護課へ行き状況を明確に説明したところ、すぐに住宅費以外の生活保護費の受給が決まりました。
債権者である信用金庫に任意売却の連絡をしたところ、ずっと佐野様と連絡が取れない状況だったのでやむなく競売にしたとのこと。任意売却をすることにはとても前向きでした。早速査定価格の930万円で売却活動をスタートさせました。
室内状況が悪かったため、売却はすぐに決まりませんでしたが、売出しスタートから4ヶ月の競売入札まで1ヶ月を切ったところで任意売却が成立しました。佐野様は生活保護OKの賃貸物件にお引越しでき、引越し費用は生活保護費から捻出することができました。
今は、贅沢はできませんが、人間らしい生活が送れることに幸せを感じているとうれしそうに近況をお話して下さいました。
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