緊急事態宣言解除後に裁判所の競売手続きがスピードアップしてきた?



コロナ禍の影響で緊急事態宣言が出ていたときにはストップしていた裁判所の競売手続きでしたが、緊急事態宣言が解除されて約1ヵ月たって最近にわかにスピードアップしてきている印象です。
この記事を読んでわかること
![]() ![]() | 細貝 和弘(ほそがい かずひろ) 宅地建物取引士 公認不動産コンサルティングマスター 2級フィナンシャルプランニング技能士 賃貸不動産経営管理士 相続診断士 大手不動産仲介会社の法人営業部の責任者として任意売却部門を立ち上げ、銀行や信用保証会社、債権回収会社および破産管財人弁護士のサポート、そして住宅ローンの返済に困窮した方々の300件以上のコンサルティングを行ってきた任意売却の専門家。 | |
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コロナでストップしていた競売手続きが加速
先日も6月10日前後に競売開始決定されてしまったご相談者様のもとに7月10日に裁判所の執行官が現況調査にくるという通知の封書が届いていました。
またすでに裁判所から執行官が現況調査にきていて5月中旬での競売入札期間が発表されていたときにコロナの緊急事態宣言の影響でいったん競売入札期間が取り消しになっていたご相談者様のもとにも8月初旬の競売入札期間決定の通知が届いていました。
そもそもの競売入札期間を過ぎているとはいえ、新たに設けられた競売入札期間まで通知から1ヵ月もないくらいのスケジュール感になっています。
上記のご相談者様は神奈川県と東京都在住です。
人口が多い神奈川県と東京都でこれだけ裁判所の競売手続きがスピードアップしているということは全国的にスピードアップしてきている可能性があります。
コロナ禍の緊急事態宣言でいったん競売入札期間が取り消しになった人も安心はできない状況になってきていますので注意が必要です。
また競売開始決定されていてその後の裁判所の手続きが進んでいなかったという人も裁判所が急ピッチで競売手続きを進めてくる可能性が高いです。
逆に競売になる前に任意売却で売り抜けるチャンス
東京都や関東圏ではまたコロナ感染者数が増えてきている状況ですが緊急事態宣言は今のところは出ないようで、2月3月に購入する家やマンションを探したくても思うように探せなかったという人が緊急事態宣言解除後に一斉に動き出しています。
つまりご相談者様側からすると競売で落札されてしまう前に任意売却で市場価格に近い高値で家やマンションを売却して住宅ローンの残債をできるだけ少なくできるチャンスが増えてきているということです。
今ならコロナ禍のまっただ中の緊急事態宣言中にはまったく動かなかった任意売却の手続きが、買主サイドが動き出したことで前に進みやすい状況ができてきているといってもおかしくはありません。
ご相談者様サイドとしては、この動き出したチャンスを逃さないように競売になる前に任意売却で売り抜けたいところです。
任意売却といっても不動産の売却なので最後は買主をつけて販売しなければミッションコンプリートしません。任意売却の相談やアドバイスができても肝心な不動産の販売力がなければせっかくの機会に任意売却が成就しないリスクもあるのです。
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