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住宅ローンを払っていくためだけの生活をいつまで続けますか?

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住宅ローンの月々の支払いが楽ちんだという人は少ないと思います。
住居費は家計の生活費の中でも大きなウエイトを占める出費だからです。
大なり小なりやり繰りをして家計の収入の中から捻出して住宅ローンの月々の支払いを毎月しているのが現実ではないでしょうか?

住宅ローンの返済が中心の生活

しかしこのやり繰りの度が過ぎると住宅ローンの月々の支払いをするために犠牲にしなければならなくなることが増えてきます。
賃貸住まいであれば家賃が安いところへ引っ越せば毎月の家計の収支は楽になるのですが、家を買って住宅ローンを払っている場合はそうそう簡単に引っ越すこともできません。
引っ越すには家を売らなければならないケースも多いのですが住宅ローンの残高が売却可能な価格を上回っていると差額を負担して売却しなければならないので売却も簡単にはいかないのです。

あるご相談者様は一念発起して奮発して一戸建ての家を新築で買ったものの、住宅ローンの月々の支払いが厳しくなんとか住宅ローンは払えてはいたのですが、家族旅行やレジャーにも行けず、子供にも何も買ってあげられず、子供の学校の行事や部活で必要なお金にも事欠くようになり悶々とした生活を日々続けていました。
車も買い換えることもできず車検費用も捻出できなかったため車検を機に手放して広いガレージスペースに自転車が止まっているだけの状態でした。
奥様もパートをして家計を支えていたのですが奥様のパート収入を入れてやっと釣り合っている状態だったので生活が楽になるということはなかったのです。

また住宅ローンはボーナス払いを併用していたので毎月のお金に少し余裕ができたとしても来るべきボーナス払いのためにとっておかなければいけませんでした。
そして半年に一回のボーナス払いを払ってほっと一息ついてはまた毎月の住宅ローンの支払いと次の半年後のボーナス払いに向けたお金のプールをしていかなければいけませんでした。

そして半年に1回の住宅ローンのボーナス払いと並行して年に1回の固定資産税・都市計画税の税金納付のためのお金もプールしておく必要がありました。

それでもこのご相談者様は何一つ延滞することなくきちんと払い続けてきたのです。
しかしその裏では本当に多くのことを犠牲にして払うべきものを払っていたという現実があったのでした。

お子様の言葉に我に返る

一人目のお子様が生まれるときのこの家を買って、3年後に2人目が生まれて、家を買って10年たったある日、お子様2人の何気ない言葉でご相談者様はハッと我に返ったそうです。

お子様が無邪気に言い放ったのは

『この家に住んでいてもどこにも行けないし何も買えないしつまんないじゃん。団地の子の方が毎日楽しそうじゃん。』

みたいな感じの趣旨の言葉だったそうです。

確かに今までの10年間はせっかく買った家を守るために多くのことを犠牲にしてきました。子供とどこかに遊びに行ったり旅行に出かけたこともありません。
子供さん達も小学校に通い出して友達からいろんな話を聞いているのでしょう。

そしてご相談者様は思ったのです。あと25年間住宅ローンを払いきったところでこの子供たちや奥さんとの家族の思い出は何一つ残すことはできないなと。こんな生活にはたして本当に意味があるのだろうかと。
原因は10年前にこの家を買って無理な住宅ローンを奮発して組んでしまったことに尽きます。
そしていろいろ悩んだ結果、当社にご相談にこられたという経緯があったのです。

ご相談者様の家は10年間これだけの思いでこれだけの犠牲を払って住宅ローンを払い続けてきましたが、売却するとなるとうまくいっても住宅ローンの残高よりも400万円は安くなってしまうという状況でした。
今までの10年間で極限のやり繰りの中でやってきたご相談者様の家計にそんな400万円もの余裕はあるはずがありませんでした。
そこで私からは任意売却の提案をしたのです。あくまでご相談者様の選択肢の一つとしてのご提案です。今は住宅ローンを払えているのですから任意売却しか選択肢がないということはありません。これからもそのまま払い続けていくという選択肢ももちろんあるからです。

ご主人の気持ちを動かした奥様の言葉

しかし奥様がこの話を聞いてご主人に言ったのです。

『ここまで頑張ってきたけど10年の節目で一回やり直してもいいかなと思う』

と泣きながらおっしゃっていました。

奥様もこの10年間のあいだ家計のやり繰りと子育てを毎月綱渡り状態の家計の中一生懸命頑張ってこられていたのでしょう。
それが分かるだけに私からは少し良く考えて結論を出して頂いても大丈夫ですよとお伝えしました。
しかしご主人はそこで『家内がそう言うのならやり直そうと思う』と決断されたのです。

そしてその月から任意売却の方向で進めていくことになりました。
住宅ローンの延滞中は今まで極限まで切り詰めて生活していたためどんどんお金が貯まりました。お子様たちともぜいたくになり過ぎない範囲で旅行に行ったり欲しい物を買ってあげたりできたそうです。

その後任意売却で買主が見つかりこのご家族は引っ越しをして任意売却で家を売却することができました。
ご主人には住宅ローンの残債が400万円ほど残りましたが少しずつ払っていっています。
最後の引渡し時にご夫婦がおっしゃっていたのは、

『もっと早くやり直していたらよかった』

ということでした。

家族のその後を考えて、一歩早いご相談を。

10年間一生懸命払ってきたのに結局残債が残ってしまったのでそれならもっと早く任意売却していても一緒だしもっと早くゆとりある生活に戻れていたかもしれないと思うと後悔するとおっしゃっていました。
任意売却をすると決めてから住宅ローンの延滞中は今までにない初めてのゆとりのある生活だったようです。そして無理のない家賃の賃貸に引っ越されましたのでこれからも大丈夫でしょう。

住宅ローンを払っていくためだけの生活になっていてしんどいとお悩みの方はぜひ経験豊富な当社に早めにご相談ください。
私たちはご相談者様にとって一番より形での問題解決方法をご相談者様と一緒に一生懸命に考えます。

任意売却とは?

このブログを書いた人
細貝相談員
細貝相談員
任意売却相談員
細貝 和弘(ほそがい かずひろ)
大手不動産仲介会社の法人営業部の責任者として任意売却部門を立ち上げ、銀行や信用保証会社、債権回収会社および破産管財人弁護士の任意売却サポート、そして住宅ローンの返済に困窮した方々の300件以上の任意売却コンサルティングを行ってきた任意売却の専門家。
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